セントジョンズワートは、「サンシャインサプリメント」と呼ばれるメディカルハーブです。暗く落ち込んだ心に明るさを取り戻すハーブとして知られ、抗うつ作用をもつハーブとして扱われます。
セントジョンズワートには、ジアンスロン類、フラボノイド配糖体、ハイパーフォリン、タンニン、精油が含まれます。薬物代謝酵素を誘導するため、医薬品との併用には注意が必要です。
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | セントジョンズワート |
| 学名 | Hypericum perforatum |
| 科名 | オトギリソウ科 |
| 使用部位 | 地上部 |
| 主要成分 | ジアンスロン類(ヒペリシン、ソイドヒペリシンなど)、フラボノイド配糖体(ヒペロシド、ルチンなど)、ハイパーフォリン、タンニン、精油 |
| 作用 | 鎮痛、抗うつ、消炎 |
| 適応 | PMS(月経前症候群)、軽度~中等度のうつ、創傷 |
特徴・背景
セントジョンズワートは、西洋オトギリソウとも呼ばれるハーブです。「サンシャインサプリメント」という呼び名は、心の落ち込みに関する伝統的・実用的な位置づけを表しています。
安全性では、医薬品との併用注意が重要です。薬物代謝酵素を誘導するため、複数の医薬品との併用に注意が必要とされています。
作用と適応
セントジョンズワートの代表的な作用は、抗うつ、鎮痛、消炎です。適応として、PMS(月経前症候群)、軽度から中等度のうつ、創傷が挙げられます。
注意点
医薬品との相互作用に注意が必要です。
注意対象として、インジナビル(抗HIV薬)、ジゴキシン(強心薬)、シクロスポリン(免疫抑制薬)、テオフィリン(気管支拡張薬)、ワルファリン(血液凝固防止薬)、経口避妊薬が挙げられています。
注意の背景には、セントジョンズワートが薬物代謝酵素を誘導することがあります。
2000年5月10日、厚生省(当時)は、セントジョンズワート含有食品とこれらの医薬品との併用について注意を促しました。
覚えておきたいポイント
- セントジョンズワートは、「サンシャインサプリメント」と呼ばれるハーブです。
- 作用では、抗うつ、鎮痛、消炎を押さえます。
- 適応では、PMS(月経前症候群)、軽度から中等度のうつ、創傷を整理します。
- 使用部位は地上部です。
- 医薬品との併用注意は、薬物代謝酵素の誘導と結びつけて覚えます。