アロマテラピーで使う一般的な精油は、飲んだり、食品へ加えたり、薬のように使用したりするものではありません。一方で、日本薬局方に収載された精油や、食品香料として生産された精油もあります。
この違いを理解しないまま、限定的な例外を一般の精油へ広げないことが大切です。
一般的な精油は飲用しない
日本国内で流通する精油には、医薬品にも化粧品にも該当しない「雑品(雑貨)」扱いのものが多いとされています。
また、そのような精油について、医薬品・化粧品・食品などのようには、製造法や衛生環境が法律で管理されていません。AEAJは、これらの精油を飲用することや、薬のように使用することをすすめていません。
精油の飲用が危険な理由
精油は、植物の成分が複雑に混ざり合った高濃度のエッセンスです。刺激の強い成分が含まれる場合もあるため、精油の飲用を大変危険だと説明しています。
香りを楽しむために購入した精油を、自己判断で口に入れないでください。
日本薬局方に収載された精油
日本薬局方は、医薬品の規格基準書です。日本薬局方に準拠したハッカの精油は、医薬品として取り扱われます。
これは、アロマテラピーショップなどで購入する一般的な精油を、同じように飲用できるという意味ではありません。
食品香料として生産された精油
精油の中には、食品香料(食品添加物)として厳しい安全管理のもとで生産されたものがあります。
ハッカ油のうち、食品添加物として認められたものは、炭酸水へ加えたり、チョコレートへ混ぜたりするなど、食品香料として使用できます。
ここで重要なのは、植物名や「精油」という呼び方だけで判断せず、その製品がどの区分で製造・販売されているかを確認することです。
「アロマオイル」と表示された製品の確認
「アロマオイル」と表示された製品には、合成香料が含まれている可能性があります。その場合、アロマテラピーに適さないことがあります。
製品を選ぶときは、植物から抽出した天然精油かどうかを確認してください。極端に価格が安い製品にも注意が必要です。
製品を見分けるときの考え方
| 製品の区分・表示 | 確認すること |
|---|---|
| 一般的なアロマテラピー用精油 | 飲用や薬のような使用をしない |
| 日本薬局方に準拠した精油 | 医薬品としての表示と使用方法を確認する |
| 食品香料・食品添加物 | 食品用途として認められた製品か確認する |
| 「アロマオイル」表示 | 植物から抽出した天然精油か確認する |
検定で押さえたいポイント
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一般的な精油には、「雑品(雑貨)」扱いのものが多い。
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AEAJは、一般的な精油の飲用や薬のような使用をすすめていない。
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日本薬局方は、医薬品の規格基準書。
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日本薬局方に準拠したハッカの精油は、医薬品として扱われる。
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食品添加物として認められたハッカ油は、食品香料として使用できる。
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購入した精油が、どの区分で製造・販売された製品かを見極める。
まとめ
一般的なアロマテラピー用精油と、日本薬局方に準拠した精油、食品香料として認められた精油は、同じ植物由来であっても扱いが異なります。
限定的な例外があることを「精油は飲める」という意味に広げてはいけません。購入した製品の表示と区分を確認し、その用途に従って安全に使用しましょう。