精油には、皮膚へ使用するときに特に注意が必要なものがあります。アロマテラピー検定では、光毒性と皮膚刺激を区別し、それぞれに注意する精油例を覚えることが大切です。
光毒性とは
精油成分の一部には、日光などの紫外線に反応し、皮膚の炎症や色素沈着を起こす可能性があるものがあります。この反応を光毒性といいます。
光毒性をもつ可能性のある精油を皮膚へ使用する場合は、紫外線との組み合わせに注意が必要です。
光毒性に注意したい精油の例
ラベルで確認できる表示
光毒性をもつ可能性のある成分を取り除いた精油もあります。
光毒性をもつ成分の代表例であるベルガプテンは、化学的にはフロクマリン類に分類されます。そのため、対象成分を取り除いた精油には、次のような表示があります。
ベルガプテンフリー/フロクマリンフリー
皮膚刺激とは
精油成分の中には、皮膚表面から浸透したときに、皮膚組織や末梢血管を刺激するものがあります。それによって炎症、紅斑、かゆみなどが起こることを、ここでは皮膚刺激といいます。
皮膚刺激に注意したい精油の例
イランイラン、ジャスミン、ティートリー、ブラックペッパー、ペパーミント、メリッサ、ユーカリ
光毒性と皮膚刺激の違い
| 注意区分 | 何が関係するか | 起こる可能性のあること |
|---|---|---|
| 光毒性 | 精油成分と紫外線との反応 | 皮膚の炎症、色素沈着 |
| 皮膚刺激 | 精油成分による皮膚組織や末梢血管への刺激 | 炎症、紅斑、かゆみ |
光毒性は紫外線との反応が条件になるのに対し、皮膚刺激は精油成分による皮膚への刺激です。二つの注意区分と、それぞれの精油例を混同しないようにしましょう。
検定で押さえたいポイント
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光毒性は、精油成分が紫外線へ反応して、皮膚の炎症や色素沈着を起こす可能性のある反応。
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ベルガプテンは、フロクマリン類に分類される。
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皮膚刺激では、炎症、紅斑、かゆみなどが起こることがある。
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皮膚刺激に注意したい精油例は、イランイラン、ジャスミン、ティートリー、ブラックペッパー、ペパーミント、メリッサ、ユーカリ。
まとめ
光毒性は、精油成分と紫外線との反応によって、皮膚の炎症や色素沈着が起こる可能性のある反応です。皮膚刺激は、精油成分が皮膚組織や末梢血管を刺激することで、炎症、紅斑、かゆみなどが起こることを指します。
精油名だけをまとめて覚えるのではなく、「光毒性に注意する精油」と「皮膚刺激に注意する精油」を分けて覚えましょう。