ブラックペッパー精油は、コショウの果実から得られる精油です。スパイスとしての歴史に加え、香りにはかんきつを思わせるさわやかさもあります。原料の果実と、香りを特徴づけるβ-ピネンを結びつけて学びましょう。
学習ポイント
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原料植物はコショウ。コショウ科に属します。
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コショウの別名はペッパーです。
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🟣専門 学名は Piper nigrum。
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🟣専門 β-ピネンが、少し苦みのあるさわやかなかんきつ系の香りに関わります。
🌿 植物プロフィール
| 原料植物名 | コショウ |
|---|---|
| 別名 | ペッパー |
| 科名 | コショウ科 |
| 学名 🟣専門 | Piper nigrum |
| 主な産地 🟣専門 | インド、スリランカ、マダガスカル |
💧 精油プロフィール
植物と名前
コショウはつる性の植物で、インド南部から南東部の海岸地方を原産地とします。熟しきる前に収穫した果実を乾燥させたものが、スパイスのブラックペッパーです。
中世のヨーロッパでは金に匹敵する価値をもったとされ、その需要の高まりが大航海時代につながったともいわれています。香りをもつ植物が、交易の歴史を動かした例です。
学名の由来 🟣専門
学名 Piper nigrum は「黒い香辛料」を意味します。つるについた実は熟すと赤から黒赤色になりますが、熟す前に収穫して乾燥させても黒くなります。この乾燥した果実の色が、名前に結びついています。
香りの特徴
β-ピネンがもつ、少し苦みを感じるさわやかなかんきつ系の印象が香りの特徴です。スパイスの名前から受ける印象だけでなく、この爽快さにも注目しましょう。
特徴的な成分 🟣専門
β-カリオフィレン、d-リモネン、α-ピネン、β-ピネン、ミルセン
そのほかの構成成分例 🟣専門
リモネン、β-ファルネセン、δ-3-カレン、サビネン、α-フェランドレン、テルピネン-4-オール
楽しみ方と用途
消化を促したり、血行をよくしたりする作用があるといわれています。食べ過ぎで胃が重く感じられるときや、冷えが気になるときに香りを楽しむ方法があります。
使用時の注意
使用時は皮膚刺激に注意しましょう。
使用方法の例 ⚪参考
芳香浴法/吸入法
研究データ ⚪参考
脳卒中後の高齢者を対象に、食前の香り刺激と嚥下回数・嚥下開始までの時間との関係を調べた研究があります。
