ベルガモット精油は、果皮を原料に、圧搾法で抽出します。かんきつのさわやかさに、少し青みを感じる香りが重なるのが特徴です。香料としての歴史とともに、光毒性への注意を学びましょう。
学習ポイント
🌿 植物プロフィール
| 原料植物名 | ベルガモット |
|---|---|
| 別名 | ベルガモットオレンジ |
| 科名 | ミカン科 |
| 学名 🟣専門 | Citrus bergamia |
| 主な産地 🟣専門 | イタリア(カラブリア地方) |
💧 精油プロフィール
植物と名前
ベルガモットオレンジとも呼ばれ、イタリア南部のカラブリア地方が主要な産地です。果肉や果汁の利用は少なく、主に果皮から香料を得るために育てられています。アールグレイの香りづけにも使われる植物です。
精油は化粧品や食品の香料として長く利用されてきました。17世紀末に生まれた「ケルンの水」でも、主な原料の一つだったといわれています。
学名の由来 🟣専門
bergamia の由来には二つの説があります。一つはトルコ語で「梨の王」を表す begarmudi、もう一つはイタリアの都市ベルガモに結びつける説です。
香りの特徴
かんきつらしい爽快さの中に、ややグリーンな印象があります。紅茶のアールグレイの香りを手がかりにすると、この精油の個性を思い浮かべやすくなります。
特徴的な成分 🟣専門
d-リモネン、酢酸リナリル、リナロール、ベルガプテン、ベルガモチン
楽しみ方と用途
アロマトリートメントによって睡眠の質がよくなる可能性を示した報告があります。入浴後、保湿を兼ねてセルフトリートメントに取り入れることが活用例の一つです。
フレグランスや化粧品の香料としても広く使われます。湿疹などの炎症を鎮める目的で用いられてきた精油でもありますが、肌に使う際には抽出法と光毒性への注意が欠かせません。
使用時の注意
圧搾法で得られるベルガモット精油には光毒性があります。フロクマリン類の一つであるベルガプテンが含まれるため、皮膚への使用には注意が必要です。
使用方法の例 ⚪参考
芳香浴法/吸入法/湿布法/トリートメント法/手作り化粧品
研究データ ⚪参考
健康な女性を対象に、芳香浴による自律神経や気分の変化を調べた研究があります。
