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🌲 ベンゾイン(レジノイド)精油|アロマテラピー検定対策・特徴・覚え方

🌲 ベンゾイン(レジノイド)精油|アロマテラピー検定対策・特徴・覚え方の写真

Photo by Birgit Lachner, Wikimedia Commons , licensed under CC BY-SA 3.0

ベンゾインは、バニラを思わせる甘く濃厚な香りが特徴の精油で、心が疲れてしまったときや、安心感に包まれてゆったりと過ごしたいときに利用されます。

古くから「安息香(あんそくこう)」の名で知られ、その名の通り呼吸を整え、心身に安らぎをもたらす樹脂として、薬用や香料の世界で大切にされてきました。


[基本情報]

項目内容
原料植物名アンソクコウノキ
別名安息香(アンソクコウ)、アンソクコウジュ
科名エゴノキ科
抽出部位樹脂
抽出方法揮発性有機溶剤抽出法
学名 ⚪対象外Styrax benzoin
主な産地 ⚪対象外インドネシア、タイ
成分例 ⚪対象外安息香酸エステル類、桂皮酸エステル類、バニリン

[特徴・成り立ち]

・ベンゾインは東南アジアを原産とする高木で、樹皮に切り込みを入れると分泌される乳液状の樹脂から作られます。この樹脂は空気に触れて固化したものを採取します。

・固形樹脂から「レジノイド」として抽出されるため、非常に粘性が高く、重厚な甘さを持つのが特徴です。

・成分に含まれる「バニリン」は、お菓子のバニラと同じ甘い香りの主成分であり、これがベンゾイン特有の温かみのある香りの核となっています。

・揮発しにくい「ベースノート」の代表格であり、他の精油の香りを長くつなぎとめる「保留剤(フィクサティブ)」としての役割も担っています。


[用途]

・深い鎮静作用があり、不安や孤独感を感じるときに心を落ち着かせ、包み込むような安心感を与えてくれます。

・古くから呼吸器のサポートに用いられてきた歴史があり、咳や喉の不調が気になるときの吸入や芳香浴に適しています。

・抗炎症作用が期待できるため、手作り化粧品に配合して肌トラブルのケアや保湿に役立てられます。

・香りが長く持続するため、ローズやサンダルウッドなどとブレンドして、香りの変化を安定させる保留剤としても重宝されます。

(用途例:参考⚪対象外)芳香浴/吸入/手作り化粧品


[香りの特徴]

系統:樹脂系

特徴:甘い、バニラ様、温かみ、やわらかい、包み込むような

バニラに似た、濃厚で温かみのある甘い香り。

やわらかく包み込むような質感を持ち、深い安らぎを感じさせる重厚な印象。

代表的な香り成分

・バニリン:バニラのような甘い香り

💡 香りの保留剤としてローズやサンダルウッドなどとブレンドして使われる


[検定試験ポイント]

樹脂から抽出される。

呼吸器系のトラブルによく利用されている。

・肌の抗炎症作用があるとされる。

樹脂系で甘い香り。

・香りの保留剤としても使われる。


[補足(理解を深める)]

・フランキンセンスやミルラと同じ樹脂系に分類されますが、これらの中でも特に際立った甘さを持っています。

・産地や種によって成分構成が異なり、スマトラ産のものは桂皮酸を多く含み、シャム(タイ)産のものは安息香酸を多く含むなど、香りにも微妙な差異が生まれます。

・アロマテラピー検定では、エゴノキ科である点や「樹脂」から抽出されること、そして「保留剤」としての機能がよく問われます。


[研究データ]

⚪対象外

・ベンゾイン樹脂の揮発成分を分析した研究において、主要な香り成分としてバニリンや安息香酸ベンジルが含まれていることが確認されています。

・この分析により、産地(スマトラやシャム)や植物種の違いによって特有の成分比率が異なり、それが香りや薬理学的な特性の変化に繋がることが示唆されています。

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📝 確認問題

Q1. ベンゾインの抽出部位は「樹脂」である。

Q2. ベンゾインが属する科名として正しいものはどれですか。