ミルラ精油は、モツヤクノキの樹脂から得られ、マーや没薬(もつやく)という名でも知られています。辛みや苦みを思わせる木の香りが特徴です。原料になる樹脂の色の変化も、この植物を知る手がかりになります。
学習ポイント
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原料植物はモツヤクノキ。カンラン科に属します。
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モツヤクノキの別名はモツヤクジュ、ミルラノキです。
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精油はマー、没薬とも呼ばれます。
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🟣専門 学名は Commiphora myrrha/Commiphora molmol。
🌿 植物プロフィール
| 原料植物名 | モツヤクノキ |
|---|---|
| 別名 | モツヤクジュ、ミルラノキ |
| 科名 | カンラン科 |
| 学名 🟣専門 | Commiphora myrrha、Commiphora molmol |
| 主な産地 🟣専門 | インド、エチオピア、ソマリア |
💧 精油プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 抽出部位 | 樹脂 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 香調 🟣専門 | バルサム・レジンノート |
植物と名前
モツヤクノキには、モツヤクジュ、ミルラノキという別名があります。樹皮の傷から出たばかりの樹液は黄色く、空気に触れると赤褐色の樹脂へと固まります。
『新約聖書』には、黄金、フランキンセンス、没薬がイエス・キリストに贈られたという物語があります。没薬はミルラにあたります。この物語で扱われるのは、現在の精油製品ではなく、香料となる樹脂です。
学名の由来 🟣専門
Commiphora は、ギリシャ語の kommi(ガム)と phoros(運ぶ)に結びつき、「ガムを運ぶ植物」という意味をもちます。myrrha は「苦い」を表すヘブライ語 mor、またはアラビア語 murr に由来するといわれています。
香りの特徴
木を思わせる香りの中に、独特の辛みや苦みを感じさせます。この香りは、かつて歯磨き剤などの香りづけにも使われていました。
特徴的な成分 🟣専門
エレメン、フラノオイデスマ-1,3-ジエン、フラノジエン、リンデストレン
楽しみ方と用途
呼吸器や胃腸の不調へのケアに、古くから用いられてきました。喉が気になるときの蒸気吸入や、お腹の調子が気になるときの腹部へのトリートメントが活用例です。
抗炎症作用があるといわれ、肌を保護する働きやエイジングケアへの期待から、スキンケアにも長く使われています。
使用方法の例 ⚪参考
芳香浴法/沐浴法/吸入法/湿布法/トリートメント法/手作り化粧品
研究データ ⚪参考
精油を加えたクリームを塗った後の肌から皮脂を採り、その皮脂へ紫外線を当てて酸化への影響を調べた研究があります。
