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🌲 ミルラ精油|アロマテラピー検定対策・特徴・覚え方

🌲 ミルラ精油|アロマテラピー検定対策・特徴・覚え方の写真

Photo by Nesnad, Wikimedia Commons , licensed under CC BY-SA 4.0

ミルラは、スモーキーな苦みとスパイシーさをあわせ持つ重厚な樹脂の香りで、静かに自分自身を見つめ直し、精神を安定させたいときに利用されます。

「没薬(もつやく)」の名でも知られ、古代エジプトではミイラの防腐剤として、また聖書ではキリスト誕生の贈り物として登場するなど、人類の歴史と深く結びついてきた神秘的な香りです。


[基本情報]

項目内容
原料植物名モツヤクノキ
別名モツヤクジュ、ミルラノキ
科名カンラン科
抽出部位樹脂
抽出方法水蒸気蒸留法
学名 ⚪対象外Commiphora myrrhaCommiphora molmol
主な産地 ⚪対象外インド、エチオピア、ソマリア
精油の別名没薬(モツヤク)、マー
成分例 ⚪対象外エレメン、α-ピネン、リモネン

[特徴・成り立ち]

・ミルラの原料となるモツヤクノキは、樹皮に傷がつくと自らを守るためにゴム状の樹液を分泌します。これが空気に触れて固まり、赤褐色の樹脂となったものがミルラです。

・その香りは、樹脂特有の重厚感に加え、独特の苦みと辛みを含んでおり、古くから高価な香料や医療用途として大切にされてきました。

・新約聖書においては、東方の三博士が幼子イエス・キリストへ、黄金やフランキンセンス(乳香)とともに捧げた宝物のひとつとして記述されています。

・非常に持続性が高く、香りを定着させる力があるため、現在でも歯磨き剤の香りづけや高級な香水のベースノートに用いられています。


[用途]

・心を落ち着かせ、地に足をつけた安定感をもたらすグラウンディングの効果に適しています。

・古くから呼吸器のサポートに用いられてきた歴史があり、咳や喉の不調が気になるときの吸入や芳香浴に活用されます。

・優れた抗炎症作用や皮膚保護作用があるとされ、肌トラブルのケアやエイジングケアを目的としたスキンケアにも利用されてきました。

・胃腸の不調をやわらげる消化器系のサポートとして、腹部のトリートメントなどにも用いられます。

(用途例:参考⚪対象外)芳香浴/沐浴/吸入/湿布/トリートメント/手作り化粧品


[香りの特徴]

系統:樹脂系

特徴:苦み、辛み、ウッディ

スモーキーで苦みのある、独特な樹脂の香り。

奥深いスパイシーさと重厚感をあわせ持ち、静寂と落ち着きを感じさせる印象。


[検定試験ポイント]

・赤褐色の樹脂(黄色の樹液が固まったもの)から抽出される。

『新約聖書』においてイエス・キリスト誕生の際に黄金、フランキンセンスとともに捧げられたとされている。

呼吸器系のトラブル胃腸のトラブルに古くから利用されてきた。

抗炎症作用があるとされる。

・肌の保護やエイジングケア目的で古くからスキンケアに利用されてきた。

苦み辛みのあるウッディーな香り。


[補足(理解を深める)]

・フランキンセンスと同じカンラン科の樹脂系精油であり、宗教儀式や歴史的な場面で共に用いられることが多い、非常に縁の深い精油です。

・成分の「α-ピネン」はサイプレスやジュニパーベリーとも共通しており、ウッディ系の香りとブレンドすることで、より清々しく深い静寂を表現できます。

・アロマテラピー検定では、ミイラの防腐処理に使われた歴史や、フランキンセンスとの共通点についてよく出題されます。


[研究データ]

⚪対象外

・ミルラ精油の特性を調べた研究において、紫外線照射による皮脂の酸化を抑制する「抗酸化作用」が示唆されたという報告があります。

・この結果から、単なる香りとしての利用だけでなく、紫外線によるダメージから肌を守るスキンケア分野への応用可能性が注目されています。

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📝 確認問題

Q1. ミルラの抽出部位は「樹脂」である。

Q2. ミルラが属する科名として正しいものはどれですか。