精油は、製造されたときから成分の変化が始まっています。容器や保管場所を適切に選び、使用前に状態を確認することが大切です。
精油の成分を変化させる要因
精油を保管するときは、酸素・光・熱・水分に注意します。
| 避けたい要因 | 成分変化との関係 | 保管方法 |
|---|---|---|
| 酸素 | 精油成分の酸化につながる | 使用後はフタをしっかり閉める |
| 光 | 酸化などの成分変化を進める | 遮光性ガラス容器を使い、直射日光を避ける |
| 熱 | 化学変化を進める | 温風や高温を避け、冷暗所に置く |
| 水分 | エステル類などの加水分解につながる | 水分の混入と多湿を避ける |
これらを避けることが、精油の品質を守る基本です。酸化・加水分解・重合などの仕組みは、精油の成分変化で詳しく説明しています。
保管容器
精油の保管には、遮光性のガラス容器が最適です。
使用後はフタをしっかり閉め、ビンを立てた状態で保管します。
保管場所
精油は、直射日光の当たらない冷暗所に保管します。
エアコンの温風が当たる場所は避けます。また、夏は湿度にも注意します。
保存期間の目安
精油の保存期間は、開封後1年以内が目安とされています。
ただし、かんきつ系の精油などは、ほかの精油よりも成分変化が起きやすいといわれています。すべての精油を一律に判断せず、使用するたびに状態を確かめることが大切です。
使用前に香りを確認する
精油を使用するときは、必ず香りを確認します。保存期間の目安だけで判断せず、そのときの香りも確かめてから使用しましょう。
保管前・使用前のチェックリスト
- 容器は遮光性のガラス容器か
- フタをしっかり閉めたか
- ビンを立てているか
- 冷暗所に置いているか
- エアコンの温風が当たっていないか
- 夏の湿度に注意しているか
- 開封後1年以内を目安にしているか
- 使用前に香りを確認したか
まとめ
精油の成分変化には、酸素・光・熱・水分が関係します。遮光性のガラス容器のフタをしっかり閉め、ビンを立てて冷暗所に保管しましょう。
保存期間は開封後1年以内が目安ですが、かんきつ系の精油などは成分変化が起きやすいとされています。使用前には、必ず香りを確認してください。