イランイランは、華やかで官能的な甘さを持つフローラルな香りの精油で、心身の緊張を解きほぐし、深いリラックスを感じたいときに選ばれます。
「花の中の花」という名にふさわしい濃厚な香りは、香水の原料としても非常に人気があり、エキゾチックな魅力を持ち合わせています。
[基本情報]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原料植物名 | イランイラン |
| 別名 | イランイランノキ |
| 科名 | バンレイシ科 |
| 抽出部位 | 花 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 学名 ⚪対象外 | Cananga odorata |
| 主な産地 ⚪対象外 | コモロ、マダガスカル、レユニオン島 |
| 成分例 ⚪対象外 | リナロール、安息香酸メチル、酢酸ベンジル、ゲラニオール |
[特徴・成り立ち]
・イランイランという名前は、フィリピンの言葉で「花の中の花」を意味する言葉に由来しています。
・もともとはインドネシアのマルク諸島が原産ですが、フィリピンで栽培されるようになったことでその名称が広く定着しました。
・精油は、木に咲く黄色い花から水蒸気蒸留法によって抽出されます。
・香りの成分には、ジャスミンと共通する「酢酸ベンジル」が含まれており、それが高貴で華やかな印象を与えています。
・ 皮膚刺激 があることに注意してください。
[用途]
・心身の緊張を和らげ、リラックスしたいときに適しています。
・就寝前に香らせることで、寝つきを良くし、睡眠の質を高めるサポートに役立つことが示唆されています。
・その華やかな香りの特性から、化粧品や高級フレグランスの香料として広く世界中で使用されています。
・フローラル系やオリエンタル系の香りのブレンドにおいて、中心的な役割を果たします。
(用途例:参考⚪対象外)芳香浴
[香りの特徴]
系統:オリエンタル系
特徴:フローラル、華やか、甘い、強い香り
華やかで濃厚な、甘く強い花の香り。
エキゾチックな官能さと、包み込むような温かさをあわせ持つ印象。
代表的な香り成分
・酢酸ベンジル:華やかで甘いフローラルな香り
💡 香りが強いため使用量に注意
[検定試験ポイント]
・イランイランとは、「花の中の花」 を意味する言葉(フィリピンの言葉)
・リラックス作用があり、寝つきをよくする示唆あり
・華やかで甘いフローラル系の香り、香りが強いため使用量に注意
・香料としての利用
・皮膚刺激あり
[補足(理解を深める)]
・イランイランは非常に香りが強いため、使用量には注意が必要です。少量でも十分に香りが広がるため、控えめに使うのがポイントです。
・アロマテラピー検定などの試験でも頻出の、フローラル系を代表する精油のひとつです。
[研究データ]
⚪対象外
・健康な男女を対象とした研究において、イランイラン精油の吸入により収縮期血圧と脈波伝播速度が低下したという報告があります。
・この結果から、血管の柔軟性を改善(動脈スティフネスの低下)させる可能性が示唆されています。
