精油を肌に届けるための大切なパートナー
1. 植物油(キャリアオイル)とは?
植物油は、精油を希釈(薄める)するためのベースとなるオイルです。精油を運ぶ役割をすることから「キャリアオイル」「ベースオイル」とも呼ばれます。
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主な特徴
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精油となじみやすい性質を持っています。
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肌への浸透が良く、有用成分を効率よく届けます。
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オイルそのものにもビタミンやミネラルなどの栄養が含まれています。
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2. 代表的な植物油(5種)
それぞれの特徴を知って、自分の肌質や目的に合ったものを選びましょう。
アルガン油
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原料・産地: モロッコ南西部にのみ自生するアルガンツリーの種子から抽出。
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抽出方法: 低温圧搾。
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主な成分: ビタミンEを豊富に含む。
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特徴: 非常に希少価値が高く100kgの実からたった1ℓ程度しか採れません。
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期待できる効果: 高い抗酸化作用があり、エイジングケアに人気です。
オリーブ油
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主な成分: オレイン酸(70%以上)、ビタミンA、ビタミンE。
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特徴: 浸透性が高く、保湿力に優れています。
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主な用途: 美容だけでなく、医療分野でも広く活用されています。
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入手場所: アロマスプレーショップや薬局などで一般的に販売されています。
スイートアーモンド油
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原料: スイートアーモンドの種子。
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主な成分: オレイン酸。
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特徴: 非常に伸びが良く、肌なじみがスムーズで、古くから化粧品にも使われてきました。
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おすすめの用途: 初心者の方でも扱いやすく、全身のマッサージに最適です。
ホホバ油
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原料: ホホバの種子。
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分類: 正確には「植物ロウ(植物性ワックス)」に分類されます。
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特徴:
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人間の皮脂に似た成分で、保湿力に優れています。
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非常に伸びが良く、さらっとしています。
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注意点: 低温(約10°C以下)になると固まる性質がありますが、温めれば元に戻り、品質には問題ありません。
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種類: 未精製のゴールデン(黄金色)と、精製されたクリア(透明)があります。
マカダミアナッツ油
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主な成分: パルミトレイン酸(「若さを保つ脂肪酸」といわれる)。
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特徴:
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高い浸透性があります。
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酸化しにくく、安定性が高いのがメリットです。
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おすすめの用途: スキンケア、特にお肌のハリが気になる時に適しています。
3. 植物油の扱い方
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保管方法: 直射日光や高温多湿を避け、冷暗所に保管してください。
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使用期限: 酸化を防ぐため、開封後は早めに使い切るようにしましょう。