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水性の素材|エタノール・グリセリン・芳香蒸留水・水の違い

アロマテラピーで扱う水性の素材には、エタノール、グリセリン、芳香蒸留水、水があります。いずれも液体ですが、精油を水となじみやすくする、保湿成分として使う、精油の抽出時に得られるなど、役割や成り立ちは異なります。

4種類の違い

素材特徴・役割主な用途・例
エタノール精油を水となじみやすくするスプレーなど
グリセリン無色透明でとろみがある保湿成分ローション、化粧水、クリームなど
芳香蒸留水精油の水蒸気蒸留時に同時に得られるローズ、ラベンダー、カモミールなど
水精製水、蒸留水、飲料水、水道水水を使うクラフトの材料

エタノール

エタノールは、エチルアルコールとも呼ばれます。スプレーなどを作るときは、先に精油とエタノールを混ぜてから水を加えると、精油と水がなじみやすくなります。

アロマテラピーでは、薬局で入手できる無水エタノールがよく使われます。無水エタノールとは、水で薄めていないエタノールのことです。

グリセリン

グリセリンは、油脂のグリセリドから得られる、無色透明でとろみのある液体です。植物性のものもあります。

保湿成分として化粧水からクリームまで幅広く使われ、アロマテラピーではローションなどの材料になります。アロマテラピーショップや薬局で購入できます。

芳香蒸留水

芳香蒸留水は、水蒸気蒸留法によって精油を抽出するときに、精油と同時に得られます。

水溶性の香り成分などがわずかに溶け出しているため、豊かな香りがあります。ローズ、ラベンダー、カモミールなどの芳香蒸留水が市販されています。

芳香蒸留水と精油は、同じ水蒸気蒸留で得られても同じものではありません。芳香蒸留水には、水溶性の香り成分などが含まれます。

水

アロマテラピーで使われる水として、次のものが挙げられます。

  • 精製水

  • 蒸留水

  • 飲料水

  • 水道水

不純物を取り除いた精製水や蒸留水は薬局で入手できますが、水道水や飲料水を使っても問題ありません。

水は直射日光の当たらない冷暗所に保管します。使用期限内であっても、開封後は早めに使い切りましょう。

水を含む手作り品の保存

水を含む手作り品は、保存期間の目安がおよそ1~2週間です。高温多湿を避けて冷暗所に保管し、早めに使い切ります。

作製時の衛生管理と保存については、手作りするときの衛生管理と保存で詳しく説明しています。

検定で押さえたいポイント

  • スプレーなど、水やお湯を使う利用においては、精油とエタノールを先に混ぜてから水を加える。

  • グリセリンは無色透明でとろみのある保湿成分。

  • 芳香蒸留水は、精油を水蒸気蒸留法で抽出するときに同時に得られる。

  • 水には精製水、蒸留水、飲料水、水道水がある。

4種類はすべて水性の素材ですが、互いに同じ役割を担うものではありません。名称とともに、得られ方、性質、使用目的を対応させて覚えましょう。

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