トリートメント法は、トリートメントオイルを使って顔や身体をケアする方法です。精油を使い分けることで、保湿や引き締めなどの効果が期待されます。
精油は原液のまま肌へ付けず、必ず植物油で希釈して使用します。「少量なら直接付けてもよい」「香りを強くしたいから原液を塗る」という使い方は適切ではありません。
約30mLのトリートメントオイル
| 用途 | 植物油 | 精油の目安 |
|---|---|---|
| ボディ用 | 30mL | 合計1~6滴 |
| フェイス用 | 30mL | 合計1~3滴 |
用具は、耐熱ガラスビーカー、耐熱ガラス棒、遮光性保管容器、ラベルです。
トリートメントオイルの作り方
- ビーカーへ植物油30mLを入れます。
- 用途に応じた量の精油を加えます。香りの好みや強さによって滴数を加減します。
- ガラス棒でよく混ぜ合わせます。
- 遮光性保管容器へ移します。
- 作製日などを記入したラベルを貼ります。
ボディ用とフェイス用では精油の目安が異なります。どちらも植物油30mLを使いますが、フェイス用は合計1~3滴です。
希釈濃度の求め方と植物油の種類は、それぞれの基礎記事で詳しく扱います。この記事では、トリートメントオイルに必要な分量と作製手順を中心に説明します。
肌へ使う前の準備
トリートメントオイルは、手のひらで温めてから肌へ伸ばします。途中で滑りにくくなったらオイルを足し、肌を強くこすらないように量を調節します。
ハンドトリートメント
- 親指と人差し指で、もう片方の手の指を挟みます。
- 指の付け根から指先へ、らせんを描くようにすり上げます。
- すべての指を1本ずつ行います。
- 手指全体をストレッチします。
- 反対側の手も同じように行います。
動かす向きは、指先から付け根ではなく、指の付け根から指先です。
フットトリートメント
- 足首からひざまで、両手で2~3回さすります。
- 足首からふくらはぎ、ひざ裏へ、下から上に流すように2~3回さすります。
- くるぶしの周囲を、円を描くように2~3回さすります。
フットトリートメントでは、足首からひざ方向へ進めます。順序を逆にしてひざから足首へ流すのではありません。
トリートメントに期待されること
アロマトリートメントでは、精油の香りとトリートメントによる相乗効果が期待されています。ストレスによる緊張をやわらげて自律神経のバランスを整えたり、肌をやさしくさすることで血液やリンパ液の流れがよくなり、余分な水分や老廃物の排出につながったり、植物油の併用が美容にも役立ったりといったことが言われています。
ただし、これらを具体的な不調に対する治療効果へ広げず、あくまでもセルフケアやスキンケアとして活用しましょう。
自宅でセルフケアを行うほか、アロマセラピストがいるサロンを利用し、体調管理やスキンケアへ取り入れることなども一つの方法です。
覚えておきたいポイント
- 精油は植物油で希釈して肌へ使います。
- 植物油30mLに対し、ボディ用は1~6滴、フェイス用は1~3滴です。
- オイルは手のひらで温め、滑りにくくなったら足します。
- ハンドは指の付け根から指先へ、フットは足首からひざ方向へ行います。
