サイプレス精油の香りからは、森の木々が思い浮かびます。原料植物はヒノキ科のイタリアンサイプレスで、精油は葉から得られます。樹木としての姿と、葉から得られる香りを結びつけて学びましょう。
学習ポイント
-
原料植物はイタリアンサイプレス。ヒノキ科に属し、ホソイトスギという別名もあります。
-
森の木々を連想させる香りが特徴です。
-
🟣専門 学名は Cupressus sempervirens。
-
🟣専門 ジュニパーベリー精油と共通するα-ピネンを含みます。
🌿 植物プロフィール
| 原料植物名 | サイプレス |
|---|---|
| 別名 | イタリアンサイプレス、ホソイトスギ |
| 科名 | ヒノキ科 |
| 学名 🟣専門 | Cupressus sempervirens |
| 主な産地 🟣専門 | スペイン、フランス、モロッコ |
💧 精油プロフィール
植物と名前
地中海の沿岸や中東など、暖かな地域に育つ木です。高さは20~30mに及び、樹齢は50~60年に達します。
寺院や墓地には聖なる木として植えられ、空へ高く伸びる姿に意味が重ねられてきました。一方、南フランスでは風を防ぐためにも植栽されました。同じ植物に、文化的な役割と暮らしの中での役割があることがわかります。
学名の由来 🟣専門
Cupressus の語源は、イトスギを指すギリシャ語の Kyparissos です。sempervirens には「常緑」や「永遠の生命」という意味があります。
香りの特徴
サイプレスには、森林を思わせる香りがあります。含まれる成分の一つに、ジュニパーベリー精油にも共通するα-ピネンがあります。
特徴的な成分 🟣専門
α-ピネン、δ-3-カレン、テルピノレン、酢酸α-テルピニル、セドロール
そのほかの構成成分例 🟣専門
d-リモネン、β-ピネン、サビネン、δ-カジネン、γ-テルピノレン
楽しみ方と用途
サイプレスの香りは、男性のリラックスに役立つといわれています。家族などのケアに香りを取り入れるのも、楽しみ方の一つです。葉から得られる香りは、芳香浴で楽しめます。
使用方法の例 ⚪参考
芳香浴法/沐浴法/吸入法/湿布法/トリートメント法/手作り化粧品
研究データ ⚪参考
サイプレス精油については、抽出方法の違いによる成分や抗酸化作用の比較研究があります。
