ゼラニウム精油は、ローズゼラニウムの葉から得られる精油です。花を思わせる香りに、ほのかなローズの印象とグリーン感が重なります。香りから受ける印象と、実際の抽出部位を分けて押さえましょう。
学習ポイント
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原料植物はフウロソウ科のローズゼラニウムです。
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香りのよいセンテッドゼラニウムのすべてから、精油が得られるわけではありません。
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🟣専門 学名は Pelargonium graveolens。
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🟣専門 ローズ調の印象とグリーン感のある香りをもち、ローズオキサイドを含みます。
🌿 植物プロフィール
| 原料植物名 | ローズゼラニウム |
|---|---|
| 科名 | フウロソウ科 |
| 学名 🟣専門 | Pelargonium graveolens |
| 主な産地 🟣専門 | エジプト、フランス、モロッコ、レユニオン島 |
💧 精油プロフィール
植物と名前
ローズゼラニウムは多年草です。南アフリカからヨーロッパへ渡ったのは17世紀の初め。その後、19世紀後半にはインド洋のレユニオン島にも伝わりました。
ゼラニウムの仲間のうち、よい香りをもつものをセンテッドゼラニウム、またはニオイゼラニウムと呼びます。精油を得られるのは、その中の一部です。
学名の由来 🟣専門
属名 Pelargonium の手がかりは、種子の形です。コウノトリのくちばしに似ていることから、ギリシャ語でコウノトリを指す pelargos が名前のもとになりました。
種小名 graveolens は「強い香りをもつ」という意味で、こちらは葉の香りに由来します。属名は形、種小名は香りに注目した名前です。
香りの特徴
花を思わせる香りの中に、少しローズを連想させる印象とグリーン感があります。含まれる成分の一つがローズオキサイドです。
特徴的な成分 🟣専門
シトロネロール、ゲラニオール、メントン、リナロール、ギ酸シトロネリル、ローズオキサイド
そのほかの構成成分例 🟣専門
ギ酸ゲラニル、イソメントン、cis-ローズオキシド、酪酸ゲラニル
楽しみ方と用途
芳香浴で香りを楽しめます。
ゼラニウムの香りを用いた研究では、唾液中のエストロゲン濃度が統計的に有意に高くなったと報告されています。女性特有の悩みへの活用も期待されています。ただし、唾液中の濃度の変化だけで、症状の改善まで確かめられたわけではありません。
化粧品では、香りづけのための香料として、また肌を整える皮膚コンディショニング剤として使われています。
使用方法の例 ⚪参考
芳香浴法/沐浴法/吸入法/湿布法/トリートメント法/手作り化粧品
研究データ ⚪参考
ゼラニウム精油の香りと唾液中のエストロゲン濃度との関係や、急性心筋梗塞患者の不安を対象とした研究報告があります。
