ローズオットー精油は、ダマスクローズの花を原料に、水蒸気蒸留法で抽出します。ローズ(アブソリュート)精油とは抽出法が異なり、香り立ちにも違いがあります。低温で固まる性質も覚えておきたい特徴です。
学習ポイント
🌿 植物プロフィール
| 原料植物名 | ダマスクローズ |
|---|---|
| 別名 | ロサ・ダマスケナ |
| 科名 | バラ科 |
| 学名 🟣専門 | Rosa × damascena |
| 主な産地 🟣専門 | イラン、トルコ、ブルガリア、モロッコ |
💧 精油プロフィール
植物と名前
ダマスクローズは、ロサ・ダマスケナとも呼ばれます。産地として知られるブルガリアでは、バルカン山脈の南側にバラ畑が集まり、「バラの谷」と呼ばれる地域をつくっています。
学名の由来 🟣専門
damascena は「ダマスカスの」という意味です。古くからダマスカス周辺で栽培されていたことにちなみます。
香りの特徴
ローズ(アブソリュート)精油に比べ、華やかに香り立ち、少し果実を感じさせます。抽出法の違いは、得られる成分の構成と香りの質の違いにつながります。
多くの花から得られる量はわずかです。また、精油は低温になると固まる性質があります。
特徴的な成分 🟣専門
そのほかの構成成分例 🟣専門
ネロール、フェニルエチルアルコール、ローズオキサイド、ファルネソール、オイゲノール、メチルオイゲノール、cis-ローズオキシド
楽しみ方と用途
香りを嗅いだ後、唾液中のエストロゲン濃度が上昇したという報告があり、女性特有の悩みへの活用が期待されています。唾液中の濃度の変化と、症状への効果は区別して理解しましょう。
コラーゲンの産生を促す作用などを示唆した報告もあり、スキンケアへの活用が期待されています。
使用方法の例 ⚪参考
芳香浴法/沐浴法/吸入法/湿布法/トリートメント法/手作り化粧品
研究データ ⚪参考
女子大学生を対象に、香りをまとって生活した場合の顔写真の魅力度評価を、香りを使わないグループと比較した研究があります。
