ジャーマンカモミールは、リンゴを思わせる甘くフルーティーな香りとともに、ハーブ特有の力強さをあわせ持つ精油です。
[基本情報]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原料植物名 | ジャーマンカモミール |
| 別名 | カミツレ |
| 科名 | キク科 |
| 抽出部位 | 花 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 学名 ⚪対象外 | Matricaria chamomilla(Matricaria recutita) |
| 主な産地 ⚪対象外 | イギリス、エジプト、ドイツ、ハンガリー |
| 成分例 ⚪対象外 | ビサボロール誘導体、ファルネセン、カマズレン |
[特徴・成り立ち]
・世界各地で観賞用やハーブとして栽培されており、その花はリンゴに似た甘い香りを放つことから、ハーブティーとしても非常に有名です。
・同じ「カモミール」の名を持つローマンカモミールとは異なり、ジャーマンカモミールは一・二年草という分類になります。
・この精油の最大の特徴は、インクのような 濃い青色 をしている点です。
・この青色の正体は「カマズレン」という成分で、植物の状態では存在せず、水蒸気蒸留の過程で熱が加わることによって初めて生成されます。
[用途]
・肌のかゆみや炎症をやわらげる働きがあるとして、古くからスキンケアやボディケアに用いられてきました。
・その鮮やかな青色と特徴的な成分を活かし、トリートメントや手作り化粧品の材料としても重宝されます。
(用途例:参考⚪対象外)芳香浴/沐浴/吸入/湿布/トリートメント/手作り化粧品
[香りの特徴]
系統:フローラル系
特徴:甘い、フルーティ、リンゴ様
甘くフルーティーなリンゴのような香り。
濃厚で深みがあり、草木のみずみずしさと力強い薬草のような印象をあわせ持つ香り。
[検定試験ポイント]
・痒みなどによいとされてきた。
・精油は濃い青色である
・フローラル系の甘くフルーティなリンゴのような香り
[補足(理解を深める)]
・精油の青色が非常に濃いため、衣服やシーツ、トリートメント時のタオルなどに色移りしやすいという性質があります。使用の際は注意が必要です。
・ローマンカモミールとジャーマンカモミールは、香りも成分も大きく異なるため、用途に応じた使い分けが重要です。
[研究データ]
⚪対象外
・ジャーマンカモミール精油に含まれる成分「カマズレン」の性質を分析した研究報告があります。
・その分析によると、カマズレンには抗酸化物質として知られる「α-トコフェロール(ビタミンE)」などを上回る高い抗酸化作用があることが確認されました。
