ジュニパーベリーは、森林浴を思わせるすっきりとした清涼感と、わずかにスパイシーな苦みをもつ精油で、心身をリフレッシュさせ、溜まったものを浄化したいときに利用されます。
お酒の「ジン」の香りづけに使われることでも有名で、古くからその高い浄化の力が信じられ、心身を健やかに保つために役立てられてきました。
[基本情報]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原料植物名 | コモンジュニパー |
| 別名 | セイヨウネズ |
| 科名 | ヒノキ科 |
| 抽出部位 | 球果(ベリー) |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 学名 ⚪対象外 | Juniperus communis |
| 主な産地 ⚪対象外 | アルバニア、インド、フランス、ブルガリア |
| 成分例 ⚪対象外 | α-ピネン、サビネン、ミルセン、テルピネン-4-オール、カンフェン |
[特徴・成り立ち]
・ジュニパーは北半球の乾燥した丘陵地帯に広く分布する常緑の針葉樹で、地理的環境によって姿かたちが変化しやすい植物です。
・精油は「球果」と呼ばれる、熟すと黒紫色になる果実のような部分から抽出されます。
・この果実(ジュニパーベリー)は松脂(まつやに)のような苦みを感じさせる香りがあり、古くからジンの独特な香りづけの原料として欠かせない存在となっています。
・サイプレスなどと同様に「α-ピネン」を多く含んでおり、森の空気のような清々しい印象を与えます。
[用途]
・気分転換や頭をすっきりさせたいとき、心身のリフレッシュを求める場面に適しています。
・自律神経を調整する働きが示唆されており、一度リラックスした後に活動的な状態へと導くサポートに役立ちます。
・「浄化の精油」として知られ、発汗を促したいときの沐浴や、身体をすっきり整えたいときのトリートメントによく用いられます。
・肌を引き締める収れん作用があるため、オイリー肌のスキンケアや手作り化粧品にも活用されます。
(用途例:参考⚪対象外)芳香浴/沐浴/吸入/湿布/トリートメント/手作り化粧品
[香りの特徴]
系統:ウッディー系
特徴:すっきり、さわやか、森林調
森林を思わせる、鋭く爽やかな木の香り。
すっきりとした清涼感の中に、ジンのようなスパイシーさとほのかな苦みをあわせ持つ印象。
代表的な香り成分
・α-ピネン:森林を思わせる爽やかな香り
・ミルセン:ウッディ感のある香り
💡 古くから洋酒のジンの香りづけに使われてきた
[検定試験ポイント]
・洋酒のジンの香りづけに使われている。
・自律神経を整える働きが報告されており、リフレッシュしたいときなどに
・収れん作用が期待できる。
・古来より発汗作用、浄化作用があるとされている。
・ウッディー系の森を思わせるすっきりした爽やかな香り
[補足(理解を深める)]
・「浄化・デトックス」をテーマにしたブレンドには欠かせない精油であり、サイプレスやシダーウッドなどの他のウッディ系精油とも非常に相性が良いです。
・ジュニパーベリー精油には、カンジダ菌や特定の細菌類に対する抗微生物作用があることが研究で示されています。
・アロマテラピー検定でも、その特徴的な原料や用途から非常に頻繁に出題される重要な精油のひとつです。
[研究データ]
⚪対象外
・ジュニパーベリー精油の特性を調べた研究において、カンジダ菌やMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)などに対する増殖抑制作用が確認されたという報告があります。
・この結果から、精油が持つ天然の抗菌・抗真菌作用としての可能性が注目されています。
