皮膚の悩みには、紫外線や加齢が関係するもの、乾燥や炎症が関係するものなどがあります。メディカルハーブでは、外側から肌へ用いる方法と、ハーブティーとして体内へ取り入れる方法を、目的に応じて使い分けます。ここでは、なぜそのハーブを選ぶのかを、具体的なレシピとあわせて学びます。
シミの予防
シミの正体は体内で作られたメラニン色素で、紫外線などが原因になります。皮膚の老化も関係するため、ここではハーブの抗酸化作用を利用し、シミや色素沈着の予防を目指します。
おすすめハーブ
ジャーマンカモミール
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作用・特徴: 美白・整肌作用にすぐれ、ヨーロッパでは多くのハーブ化粧品に利用されています。
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選ばれる理由: シミや色素沈着が生じそうな部位へ、希釈した外用チンキとして直接用いるためです。
マルベリー
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作用・特徴: 美白・整肌作用があり、亜鉛など、抗酸化作用に役立つミネラルを多く含みます。
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選ばれる理由: パウダーをカオリンと混ぜたフェイスパックとして、肌へ直接用いるためです。
おすすめレシピ
ジャーマンカモミールの外用チンキ
ジャーマンカモミール10gを(アルコール度数40度以上の)ウォッカ200mlへ2週間漬けてチンキを作ります。チンキ10mlを精製水90mlで希釈し、シミや色素沈着が生じそうな部位へ塗布または湿布します。必要に応じて植物性グリセリン1〜5mlを加えると保湿効果も得られます。
マルベリーのフェイスパック
パウダーにしたマルベリー小さじ1/3とカオリン小さじ2/3に精製水小さじ約1を加え、乳鉢で練ってフェイスパックにします。水の量で粘度を調整し、完全に乾く前に洗い流します。
シワの予防
シワやたるみも、シミと同じく皮膚の老化が関係します。このケアでは、外側から肌を引き締めて(収れん)潤いを与える(保湿)ハーブと、体内からビタミンCを補給するハーブを組み合わせます。
おすすめハーブ
リンデン
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作用・特徴: 収れん作用と保湿作用があります。
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選ばれる理由: フェイシャルスチームとして用い、肌を引き締めながら潤いを与えるためです。
ウスベニアオイ
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作用・特徴: 粘液質を多く含み、保湿と肌の保護に役立ちます。
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選ばれる理由: リンデンと組み合わせ、フェイシャルスチームで肌を外側からケアするためです。
ローズヒップ
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作用・特徴: コラーゲンの生成に欠かせないビタミンCをレモンの20〜40倍含み、熱湯でも壊れにくい特性があります。
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選ばれる理由: ハーブティーとして飲み、体内からビタミンCを補給するためです。
おすすめレシピ
リンデンとウスベニアオイのフェイシャルスチーム
洗面器にリンデン 3g、ウスベニアオイ 3gのハーブを入れ、熱湯 1000mlを注ぎます。頭からタオルをかぶり、湯気を逃がさないようにしながら約10分間フェイシャルスチームを行います。
ローズヒップのハーブティー
ローズヒップ2gは乳鉢でつぶし、種と毛を除いたのち、鍋に水200mlを沸騰させて火を止め、ローズヒップを加え、5分間抽出します。
肌荒れ
肌荒れには、ハーブティーなどで有効成分を摂取し、体の内側からケアする内面美容法を用います。炎症がある場合、ストレスが肌のトラブルを招いている場合、吹き出物がある場合では、選ぶハーブと目的が異なります。
おすすめハーブ
ジャーマンカモミール
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作用・特徴: 消炎作用と鎮静作用があります。
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選ばれる理由: 炎症を抑えるとともに、ストレスが誘因となる肌のトラブルに用いるためです。
ローズヒップ
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作用・特徴: ビタミンCを豊富に含みます。
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選ばれる理由: 肌のケアで消費されるビタミンCを補給するためです。
ダンディライオン
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作用・特徴: 肝臓を強化する強肝作用があります。
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選ばれる理由: 吹き出物がある場合に、肝臓を強化して解毒を促す作用を期待して用います。
おすすめレシピ
ジャーマンカモミールとローズヒップのハーブティー
ローズヒップ2gは乳鉢でつぶし、種と毛を除いたのち、鍋に水200mlを沸騰させて火を止め、細かくしたジャーマンカモミール2gとローズヒップを加え、5分間抽出します。
ローストしたダンディライオンのハーブティー
ローストしたダンディライオン 3g をカップへ入れ、熱湯 200ml を注いでよく混ぜます。