パルマローザ精油は、葉から得られる精油でありながら、ローズを思わせる甘い香りをもちます。原料植物の品種と、香りに関わるゲラニオールに注目してみましょう。
学習ポイント
🌿 植物プロフィール
| 原料植物名 | パルマローザ |
|---|---|
| 科名 | イネ科 |
| 学名 🟣専門 | Cymbopogon martini |
| 主な産地 🟣専門 | インド |
💧 精油プロフィール
植物と名前
パルマローザはインドやアフガニスタンに自生する多年草で、レモングラスと同じ属の植物です。
主要な品種にはMotia(モティア)とSofia(ソフィア)があり、得られる精油の呼び名が異なります。パルマローザ精油の原料となるのはMotiaです。Sofiaから得られるものはジンジャーグラス精油と呼ばれます。
名前の由来
種小名 martini は、フランスの植物学者B. A. Martinにちなむ献名とされています。
香りの特徴
ローズやゼラニウム精油を思わせる、甘い花の印象が広がります。ゲラニオールを多く含むことが特徴で、ローズの香りを表現する香料にも使われます。
特徴的な成分
楽しみ方と用途
ゆったり過ごしたい時間には、芳香浴で甘い香りを楽しめます。
研究面では、培養細胞を使った実験で抗炎症作用や抗菌作用が報告されています。過剰な活性酸素などに関わる抗酸化作用も期待されていますが、芳香浴で免疫力が高まることを直接示すものではありません。
使用方法の例 ⚪参考
芳香浴法/吸入法
研究データ ⚪参考
食品の汚染にも関わる枯草菌に対し、24種の精油の抗菌作用を比較した実験があります。パルマローザ精油には高い抗菌作用が示唆されていますが、空間に香らせたときの除菌効果を調べた結果とは区別しましょう。
