メイチャン精油は、アオモジの果実から得られる、レモンを思わせる香りの精油です。爽やかな印象と、原料植物・抽出部位を結びつけて覚えましょう。
学習ポイント
🌿 植物プロフィール
| 原料植物名 | アオモジ |
|---|---|
| 別名 | メイチャン、リツエアクベバ、リトセア |
| 科名 | クスノキ科 |
| 学名 🟣専門 | Litsea cubeba |
| 主な産地 🟣専門 | 中国 |
💧 精油プロフィール
植物と名前
アオモジは落葉樹で、日本の本州以南から東南アジアにかけて分布します。枝や葉にも香りがありますが、メイチャン精油の原料にするのは果実です。
台湾では馬告(マーガオ)というスパイスとして親しまれています。果実は、別の植物であるPiper cubebaとともに、生薬のひっちょうかとしても知られています。
名前の由来
インストラクター公式テキストでは、属名 Litsea は「独特の香りを放つ」という意味のラテン語 litteo に、種小名 cubeba はアラビア語またはマレー語の kababa に由来すると説明されています。特有の香りと香辛料としての性質に結びつけた説明です。
別の説明( ⚪参考)として、属名 Litsea(リツェア/リトセア)は、中国語での呼び名 li-tse に由来するともいわれています。また、種小名 cubeba(クベバ)は、この植物の実がクベブペッパー(ヒッチョウカ、Piper cubeba)の実に似ていることに由来するという説明があります。語源については、公式テキストの説明と、こうした別説を区別して捉えましょう。
香りの特徴
レモン精油やレモングラス精油を連想させる、すっきりとした香りです。気分が明るくなるような爽やかさを感じられます。メイチャン精油は、リツエアクベバ、リトセアという名前でも呼ばれます。
特徴的な成分
楽しみ方と用途
気持ちを切り替え、前向きに過ごしたいときの香りとして楽しめます。香りの吸入による鎮静作用を調べた実験もあります。
また、活性酸素を抑える作用が報告されています。こうした研究上の作用と、日常で香りを楽しむことによる美容効果は同じものではありません。
使用方法の例 ⚪参考
芳香浴法/沐浴法/吸入法/湿布法/トリートメント法/手作り化粧品
研究データ ⚪参考
健康な成人15人を対象に、香りの吸入と唾液中コルチゾール、気分状態との関係を調べた研究があります。吸入後のコルチゾールの低下や、混乱などの気分指標の改善が観察されています。限られた対象・条件での結果として捉えましょう。
